ご存知ですか、成年後見制度

成年後見制度は、認知症、知的障害、精神障害などの理由で、判断能力の不十分な人について、その方の権利を守る人を選ぶことで、法律的に保護し、支援する制度です。

介護サービスや施設入所に関する契約、財産管理、遺産分割の協議など、自分では判断するのが難しいものがあります。

また、不利益な契約であっても、それをよく判断できずに契約してしまい、悪徳商法の被害にあう恐れもあります。

いざという時のご自身のために、成年後見制度をご活用ください。

久御山町では、地域包括支援センターにおいて、相談窓口を設置しています。

まず、本人や配偶者、四親等内の親族が、家庭裁判所に審判の申し立てをする必要があります。申し立てをおこなう親族がいない場合、市町村長が申し立てをおこなうことができます。

家庭裁判所の審判により選ばれた成年後見人等（成年後見人、保佐人、補助人）は、財産管理、介護サービスや施設入所に係る契約など、日常生活の法律行為について、本人の利益を考えながら本人を代理します。