久御山町ゼロカーボンシティ宣言・久御山町デコ活宣言の表明

　本町では、令和5年10月に環境政策のマスタープランとなる「久御山町環境基本計画」を策定しました。この計画は、環境全般の施策を定めるほか、本町域全体の温室効果ガスの削減計画である「久御山町地球温暖化対策実行計画「区域施策編」」を含んだ一体的な計画となっています。

　本計画に基づき、住民・事業者・行政が一体となって地球温暖化対策に取り組み、2050年カーボンニュートラルの達成と「環境都市くみやま」の実現のため、令和6年6月5日(水)に開催された「久御山町環境の日イベント」において、信貴町長が「久御山町ゼロカーボンシティ宣言」および「久御山町デコ活宣言」を表明しました。

　ゼロカーボンシティ宣言とは、「2050年までに二酸化炭素の排出を実質ゼロ」にすることを目指す旨を首長自ら又は自治体として行う宣言のことです。この宣言を行った自治体を「ゼロカーボンシティ」としています。

　ゼロカーボンの実現のためには、再生可能エネルギーの導入や省エネの推進などにより二酸化炭素の排出量を減らすことが必要です。

　デコ活とは、「二酸化炭素を減らす脱炭素(Decabonization)と環境に良いエコ(Eco）、活動・生活を組み合わせた新しい言葉で、脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動の愛称のことです。

　2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、国民・消費者の行動変容、ライフスタイル変革を強力に後押しする宣言となっています。

　「久御山町環境基本計画（久御山町地球温暖化対策実行計画「区域施策編」含む）」に基づき、久御山町内の温室効果ガス排出量を、2013（平成25）年度を基準として2030（令和12）年度までに46％削減を目指します。

　さらに2050年までに久御山町内の温室効果ガス排出量を実質ゼロにすることを目指します。

　この2050年カーボンニュートラルを実現するためには、住民・事業者・行政の一体的な協力が必要不可欠です。また、地球温暖化問題を一人ひとりが自分事として捉え、日常生活の中でできることから始めていきましょう。