台風18号（平成25年9月15日～16日）の体制及び被害状況等

台風18号は、発達しながら日本の南海上を北上し、16日午前8時頃に愛知県豊橋市付近に上陸しました。その後、東

海、関東甲信及び東北地方を北東に進み、16日午後9時に北海道の東で温帯低気圧になりました。

久御山町では、台風の接近に伴い、15日早朝から雨が降りだし、一旦雨がやんだ時間帯もありましたが、15日夜から

次第に雨は強まり、16日朝までに248mmの雨量を観測しました。15日から16日にかけての24時間雨量では、京都府

内で、京都市右京区、京田辺市、綾部市、南丹市、京丹波町で観測史上1位を記録するなど、16日午前5時5分には

京都府、滋賀県、福井県で大雨特別警報が出されることとなりました。

この広い範囲の大雨で、宇治川、木津川の水位は上昇し、天ヶ瀬ダムでは16日午前6時30分から計画放流量を超える

放流が実施され、今後も上昇が見込まれたため午前8時に町内全域に避難勧告を発令した。

雨は午前9時頃にやみ、宇治川の水位が16日午前11時には下がりはじめ、天ヶ瀬ダムの放流量は午前11時20分に計

画放水量に戻ったため、正午をもって避難勧告を解除しました。

9月15日（日）午後11時56分　  大雨（浸水害）・洪水警報発表

9月16日（月）午前5時5分　　　大雨（浸水害）特別警報発表

　　　　　　　　午前9時58分　 　大雨（浸水害）特別警報解除　洪水警報継続

　　　　　　　　午後6時21分　　　洪水警報解除

9月15日（日）午後11時56分　 災害警戒本部1号配備　出動人員17名

9月16日（月）午前0時45分　  災害警戒本部2号配備　出動人員19名

　　           　　午前5時5分　 　災害対策本部1号動員　出動人員56名

　　         　　  午前8時00分　 災害対策本部2号動員　出動人員90名

9月16日（月）午前8時00分　 町内全域に避難勧告発令

広報車3台、自治会長連絡、緊急エリアメールにて周知

避難所7か所開設（避難者　15世帯42人）

避難者内訳：中央公民館　　10世帯24人
　　　　　　　　御牧小学校　　3世帯12人
　　　　　　　　東角小学校　　1世帯3人
　　　　　　　　久御山中学校　1世帯3人