京都府南部の大雨（平成24年8月14日）の体制及び被害状況等（報告）

京都府南部の大雨（平成24年8月14日）の体制及び被害状況等について（報告）

1　概要

　　前線が日本海から西日本に南下し、この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ　　ため、大気の状態が不安定となりました。このため、8月14日明け方から朝にかけて京都府南部を中心に猛烈な雨が降りました。

　　アメダスでは、京田辺市で14日午前6時25分までの1時間に78ミリを観測し、観測史上1位の値を更新しました。

　　久御山町佐古（古川）観測所では、14日午前4時に1時間に70ミリの雨が降った。降り始め（13日午後8時）から降り終わり（14日午前8時）までの総雨量は273.5ミリ（町役場の観測）でした。

※午前4時30分からの1時間雨量は100ミリを超えました。

2　気象警報等発令状況について

　　8月13日（月）22時16分　  大雨・洪水警報（浸水害）発令

　　8月14日（火）8時31分　　大雨警報解除

　　            　　　    15時24分　  洪水警報解除

3　久御山町の体制について

　　8月13日（月）22時16分　 災害警戒本部1号配備　出動人員 21名

　　8月14日（火）3時20分　 災害警戒本部2号配備　出動人員 66名

　　               　　　 6時30分　 災害対策本部1号動員　出動人員 83名

4　古川の状況について

　　8月13日（月）22時10分　 古川水防警報第1号発表　水位184cm

　                  　　　22時30分   古川水防警報第2号発表　水位253cm

　　8月14日（火）22時30分　 古川水防警報解除

5　被害状況等について

　　別紙1　被害状況報告書

　　別紙2　災害対策本部活動実績

　　別紙3　久御山町内雨量・水位観測状況及びポンプ稼働実績

         局地的な大雨対策について

　最近は、雷雨などの局地的な大雨が発生することが多くなっています。気象情報や防災情報を参考に、普段から局地的大雨に備えるとともに、水路の近くでは、泥の堆積やゴミ等の放置により流れが悪くなりますので注意をすることも大切です。

参考　久御山町洪水ハザードマップ

　　　　　局地的大雨から身を守るために（気象庁作成リーフレットPDF）

久御山町洪水ハザードマップ

局地的大雨から身を守るために（気象庁作成リーフレット）