ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

あしあと

    ごみステーション(ごみ集積場)のカラス対策

    • [公開日:2022年12月9日]
    • ID:4956

     市街地に集まってくるカラスは、人間が出すごみを日々狙っています。町ではカラス被害を少しでも軽減するためにごみ出しの時間(収集日当日の午前8時30分)以降、できるだけ早く収集するように努めています。

     ごみステーションを利用されるみなさんもごみ出しのルールを守っていただくことに加えて、ごみの出し方を工夫していただくことでカラス被害を防ぐことができます。

     ここではカラスの能力や特性を知るとともに、みなさんに取組んでいただきたい効果的なカラス対策について紹介します。

    カラスのことをもっと知ろう

     カラスは分類学的にスズメの仲間であり、世界で100種類、日本には11種類生存し、寿命はだいたい10年から20年と言われています。本来は森林などに住むカラスですが、近年は市街地に住みつき、人間が作り出した環境と廃棄物をうまく利用して生きています。また、雑食性で肉から野菜まで、新鮮なものから腐ったものまであらゆるものを食べます。

    カラスは目が良い

     カラスは主に視覚でエサを探します、カラスの視力は人間の5倍程度良く、色彩感覚も優れており紫外線も見えているそうです。そのため、半透明のごみ袋であってもエサになるものがあればそれを認識します。

    カラスは早起き

     カラスは昼行性であり、日の出の30分ほど前から活動を始め、ごみの多い場所に来て、明るくなるのを待っています。そのため、深夜にごみを出している場所はカラスにとって格好のエサ場となります。

    カラスは頭が良い

     カラスは警戒心が強く、学習能力が高いことで知られています。エサのある場所を何十か所も覚えており、記憶力が抜群だそうです。また、「貯食」という習性を持ち、エサをいろんな場所に隠しておき、少ない時に取り出して食べます。

    カラス被害を防ぐための対策

     ごみは、「決められた品目」を「決められた曜日」に「決められた場所」へ「決められた方法」で出すことを住民の皆さんが行うことから、カラス対策の第一歩が始まります。


     そこで、次のことに注意していただき、ごみを出してください。

    生ごみを減らす

     「燃やすごみ」の中のエサとなる生ごみや残飯を減らすことで被害を減らすことができます。

    ・食材等を買いすぎない!

    ・料理を作りすぎない!

    ・食べ残しをなくす!

    などして生ごみや残飯を減らす工夫をしましょう。

    ごみ出し時間を守る

     前日の夜や収集した後にごみを出すと、ごみが放置される時間が長くなり、カラスに荒らされやすくなりますので、ごみを出す時間(収集日当日の午前8時30分まで)はしっかり守ってください

     ※収集日当日の午前8時30分ギリギリにごみを出すと効果的です。

    中身をみえないようにする

     カラスは主に視覚でエサを探すため、生ごみだけをごみ袋の中心に入れるか、新聞紙などで包み隠し、カラスに発見されにくくすることで被害を減らすことができます。

    カラスネットなどを使って出す

     カラスのくちばしは、わずかな隙間をも狙います。ごみ出しの際はカラスネットやブルーシートなどでごみを完全に覆うようにし、接地部分などに隙間を作らないようにしましょう。


     町では、ご希望の自治会や地域に『カラスネット』を無償で貸し出ししています。

    小サイズ:2m~3m(おおむね5世帯から10世帯)

    大サイズ:3m~4m(10世帯以上)

     詳しくは、住民課 生活衛生係までご連絡ください。


     一人ひとりの心がけで地域の環境美化にご協力ください。

    きれいな街づくりにご協力をお願いします。