行政評価・施策評価の取り組み

　本町では、町の総合計画に掲げている「施策」や「事務事業」に改善が必要であるものを把握し、次の年の予算編成や行政活動に活かしていくため、「施策」の達成度や「事務事業」の妥当性などを評価する「行政評価」に取り組んでいます。

　施策や事務事業を「Plan（計画・予算）－Do（実施）－Check（評価）－Action（改善）」の流れで捉え、実施結果をその計画に基づき評価し、以後の改善に結びつけようとする「P D C Aサイクル」の考え方のもと実施します。

　行政評価は、これまでのPlan－Do偏重の行財政運営からCheckとActionの機能をより充実させ、次のPlanに結びつける、行財政運営システムを改革するための取組です。

　施策評価については、各施策の成果目的の達成度合いを確認し、各施策を達成するための事務事業の構成や内容の妥当性を検討するために実施します。

　施策評価をおこなうなかで、総合計画の進行管理に努め、施策進捗の「見える化」や住民への説明責任（アカウンタビリティ）の充実を図るとともに、事務事業のスクラップ・アンド・ビルドに努めます。

　令和5年度に実施した施策評価結果は、下記添付ファイルをご覧ください。

　施策評価シートは総合計画の章ごとに取りまとめています。

　なお、教育委員会の施策（第4章など）は、教育委員会において施策評価を実施しています。

　施策評価については、町でおこなった評価の妥当性などについて、できる限り客観的な視点で検証するために、学識経験者等で構成する行政評価外部評価委員会を設置して、施策評価の外部評価をおこなっています。（平成30年度まで）

　平成30年度には、町が取り組んでいる31施策の自己評価の中から、外部評価委員会において5施策が抽出され、計4回の委員会を開催するなかで評価の検証がおこなわれ、平成30年12月7日に外部評価結果報告書が提出されました。

　外部評価結果は、下記添付ファイルをご覧ください。

　なお、外部評価委員会からの主な意見（指摘）は次のとおりです。

• 行政の仕事の「見える化」をめざす指標の設定について、施策の課題解決に向けた指標とすることや、住民からみて成果・内容がわかりやすい指標とすること
• 施策評価シートの記載にあたっては、「施策の方向性」において町の考え方を明確にすることや、町の特色がわかるようにすること
• 町が行っている施策・事業について、わかりやすい情報発信をおこなうことで、直接、住民から評価を受け、より効率的・効果的な行政サービスの実施につなげること

　町では、外部評価委員会からの提言を受け、改善に向けて取り組んでいます。