夢酒くみやま
[2020年6月1日]
[2020年6月1日]
久御山町では、町制を施行してから65周年の節目の年を迎えた令和元年、この節目の年を町全体で盛り上げていくため、夢酒くみやまを久御山町の特産品として売り出していこうという取組を進めてきました。
夢酒くみやまは、酒造用原料米である「京の輝き」の生産者の皆さんと、清酒「月の桂」の株式会社増田德兵衞商店、その他にも多くの皆さんのご協力を得て、令和元年5月12日から販売を開始し、現在、4合瓶(720ml)と一升瓶(1800ml)を販売しています。
フルーティな香りと上品な味が特徴で、精米歩合60%の純米吟醸酒です。お酒を造るのに必要な清酒酵母は、京都市産業技術研究所と大阪市立大学大学院・理学研究科が開発した「京の華」を使用しています。「京の華」は精米歩合や温度の影響を受けにくいことが特徴です。
清酒の分類で、全部で8種類あります。米、米こうじ、水だけで作られた日本酒のことを「純米酒」と言います。
高いと濃厚で辛く感じ、低いと淡麗で甘く感じる傾向にあります。目安としては、少し薄い1.6以下・どちらでもない1.6~1.8・少し濃い1.8~2.4・濃い2.4以上です。
京の輝きは、大粒で酒造適正に優れた酒造用品種です。京都限定で栽培され、京都の酒蔵だけに卸されます。穂先はやや短く、穂数が多いことが特徴で、雑味が少なく、食事に良く合うすっきりとした日本酒に仕上がります。
夢酒くみやまは、町内生産者が久御山町で育てた京の輝きを原材料としています。酒米は収穫時期が食用米よりも早いことから、酒米を生産することは、生産者にとって作業の忙しさを分散することができるという利点があります。
創業1675年の京都府の伏見で最も古い歴史を持つ造り酒屋で、にごり酒と古酒の元祖蔵元です。地元農家と共に米作りから酒造りに取り組んでいます。「かげ清き月の嘉都良の川水を夜々汲みて世々に栄えむ」月の桂という銘は江戸時代の公卿・姉小路有長が命名しました。「伏水」とも記されるほど、豊かな質の高い伏流水を使用し、何よりも酒の「季節性」と「個性」を大切に育ててきた蔵元です。
代表取締役(十四代目)の増田德兵衞さんは、「米作りから育てた日本酒は人を笑顔にする力があります。日本酒の力で世界中に笑顔を広げたいと思いますし、このお酒を飲んだ皆さんが笑顔になってもらえれば」と願いを込めて話しておられます。
夢酒くみやまを手にする増田德兵衞代表取締役(中央)、信貴町長(右)、中村副町長(左)
夢酒くみやまは次の各店舗で販売していただいています。
・株式会社増田德兵衞商店 住所/京都市伏見区下鳥羽長田町135 ☎/0120-333-632
・米善 住所/京都府久世郡久御山町佐山双置51 ☎/0774-41-6091
・辻村酒店 住所/京都府久世郡久御山町森宮西31-2 ☎/075-631-2854
・ひだ酒店 住所/京都府久世郡久御山町東一口276 ☎/075-631-2564
・イオン久御山店リカーショップ 住所/京都府久世郡久御山町森南大内156-1 ☎/075-633-0842
・JA京都やましろ農業協同組合久御山町支店 住所/京都府久世郡久御山町野村井ノ坪16 ☎/075-631-3354
久御山町事業建設部産業課 ☎075-631-9964/☎0774-45-3914
開庁時間: 午前8時30分から午後5時15分まで(土曜・日曜日、祝日、年末年始を除く)
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