久御山町スポーツ協会事務執行のあり方検討委員会

　本町教育委員会生涯学習応援課会計年度任用職員（令和5年11月29日付け懲戒免職）による準公金の私的流用事案が発生したことを重く受け止め、町では同職員が従事していた町スポーツ協会に係る会計を中心とした事務執行状況を調査することにより、運営上の課題を抽出し、公金等の取扱いをはじめとする適正な事務執行のあり方を検討するため、久御山町スポーツ協会事務執行のあり方検討委員会を設置しました。

　令和6年1月26日から、計3回の検討委員会における議論を行い、その内容に基づいて事案の実態把握と原因究明、再発防止策をまとめた報告書が令和6年4月17日に町に提出されました。

　本報告書の内容を踏まえ、今後二度とこのような事案が発生しないよう、事務等の見直しを図るとともに、今一度職員の綱紀粛正を徹底し、住民の皆様からの信頼回復に努めてまいります。

　また、本報告書は準公金を取り扱う他の財政援助団体の事務のあり方にも通じるものであることから、他の団体の事務改善のための参考としても活用してまいります。

1　日時

　　令和6年1月26日（金）午後2時～午後4時

2　場所

　　久御山町役場議会棟4階　特別会議室

3　議事等

　　委員長選出

　　久御山町スポーツ協会の適正な事務執行のあり方について（諮問）

　　議事概要

（1）私的流用事象について

　　ア　久御山町スポーツ協会について

　　イ　経過等について

　　ウ　スポーツ協会の会計事務処理状況について

　スポーツ協会の組織体制・規約、事実経過、会計事務処理状況等について事務局から報告し、意見交換

　〈主な意見等〉

　　・通帳残高等重要性の高いものの確認は繰り返し行うべき

　　・本件における会計年度任用職員の位置づけの明確化が必要

　　・収支の根拠となる元資料のチェックが必要

（2）改善策に向けた論点と課題の抽出について

　運営体制と経理の視点から、それぞれの現状に対する課題を抽出し、意見交換

　〈主な意見等〉

　　・久御山町のスポーツ振興におけるスポーツ協会の存在の意義や位置づけを押さえ、町としての方針を整理したうえで今後のあり方をまとめる必要がある

　　・準公金を取り扱う根拠が示されていない

　　・内部牽制体制がとれていない

　　・組織マネジメント及び内部統制機能が十分に働いていない　　　　　

　　※議事については非公開　

1　日時

　　令和6年2月26日（月）午前10時～午前11時30分

2　場所

　　久御山町役場議会棟4階　特別会議室

3　議事概要

（1）第1回委員会において抽出した課題及び改善点の考え方について

　〈主な意見等〉

　　・財政援助団体の事務を行うことについて、町がするべき職務であるという整理が必要

（2）準公金取扱要領（案）について

　〈主な意見等〉

　　・小口現金のチェック体制について整理すべき

　　・任意団体の自主独立性がどこまであるかが問題

（3）報告書の骨子（案）について

　〈主な意見等〉

　　・団体の監査機能の強化のため、外部人材の活用を検討すべき

　　※議事については非公開　

1　日時

　　令和6年3月27日（水）午前10時～午前11時

2　場所

　　久御山町役場議会棟4階　特別会議室

3　議事概要

（1）報告書（案）について

（2）準公金取扱要領（案）について

　　※議事については非公開