(趣旨)

第1条　この要綱は、障害児・者がその能力及び適性に応じ、自立した日常生活又は社会生活を営むことができるよう、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(平成17年法律第123号)第77条第1項第8号の規定に基づき、屋外での移動が困難な障害者等について、外出のための支援(以下「支援」という。)を行うことにより、地域における自立生活及び社会参加を促進することを目的に、必要な事項を定めるものとする。

(実施主体)

第2条　この事業の実施主体は、久御山町とする。

(事業内容)

第3条　障害者の社会生活上必要な外出又は余暇活動等の社会参加のための外出(通勤、営業活動等の経済活動に係る外出、通年かつ長期にわたる外出及び社会通念上適当でない外出を除き、原則として1日の範囲内で用務を終えるものに限る。)の際の移動を支援する。

(支援の対象者)

第4条　この支援の対象者は、次の各号のいずれかに該当する者とし、利用者又はその保護者が、本町に住所を有するものとする。

(支援の申請及び決定)

第5条　支援を希望する障害者及び障害児の保護者は、利用開始予定の1箇月以前に町長に申請するものとする。

(利用料)

第6条　この事業を利用する利用者又は保護者は、この利用に要する費用のうち、1割を負担するものとし、事業者に支払うものとする。ただし、生活保護世帯又は市町村民税非課税世帯にあっては、その全額を免除する。

(委託料)

第7条　第2条第2項の規定により、事業を委託する場合の委託料は、別表に規定する利用単価から利用者負担額を差し引いた額とする。

(その他)

第8条　この要綱に定めのあるもののほか必要な事項は、町長が別に定める。