○久御山町議会委員会条例

昭和43年7月19日

条例第17号

目次

第1章 通則(第1条―第11条)

第2章 会議及び規律(第12条―第19条)

第3章 公聴会(第20条―第25条)

第4章 参考人(第26条)

第5章 記録(第27条)

第6章 補則(第28条)

附則

第1章 通則

(常任委員会の設置)

第1条 議会に常任委員会を置く。

(常任委員会の名称、委員定数及びその所管)

第2条 常任委員会の名称、委員の定数及び所管は、次のとおりとする。

(1) 総務事業常任委員会 7人

総務部、消防本部、会計課、選挙管理委員会、監査委員、公平委員会、固定資産評価審査委員会、事業環境部、都市整備部及び農業委員会の所管に属する事項並びに民生教育常任委員会の所管に属さない事項

(2) 民生教育常任委員会 7人

民生部及び教育委員会の所管に属する事項

(3) 広報広聴委員会 7人

議会の広報及び広聴に関する事項

(4) 予算決算常任委員会 13人

予算及び決算に関する事項

(常任委員の任期)

第3条 常任委員の任期は、2年とする。ただし、後任者が選任されるまで在任する。

2 前項の任期は、選任の日から起算する。ただし、第5条《委員の選任》第5項の規定により選任された委員の任期は、前任者の任期満了の日の翌日から起算する。

3 補欠委員の任期は、前任者の残任期間とする。

(議会運営委員会の設置)

第3条の2 議会に議会運営委員会を置く。

2 議会運営委員会の委員の定数は、6人とする。

3 前項の委員の任期については、前条の規定を準用する。

(特別委員会の設置)

第4条 特別委員会は、必要がある場合において議会の議決で置く。

2 特別委員会の委員の定数は、議会の議決で定める。

(委員の選任)

第5条 議員は、第2条第1号及び第2号に規定する常任委員会のいずれか一の常任委員となるものとする。ただし、議長は議会の同意を得て常任委員を辞退することができる。

2 常任委員及び議会運営委員は、会期の始めに議会において選任する。

3 特別委員は、議会において選任し、委員会に付議された事件が議会において審議されている間在任する。

4 常任委員、議会運営委員及び特別委員(以下「委員」という。)は、議長が会議に諮って指名する。ただし、閉会中においては、議長が指名することができる。

5 常任委員及び議会運営委員の任期満了による後任者の選任は、その任期満了前60日以内に行うことができる。

6 議長は、常任委員の申出があるときは、会議に諮って当該委員の委員会の所属を変更することができる。ただし、閉会中においては、議長が変更することができる。

7 前項の規定により所属を変更した常任委員の任期は、第3条《常任委員の任期》第2項の例による。

(委員長及び副委員長)

第6条 常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会(以下「委員会」という。)に委員長及び副委員長1人を置く。

2 委員長及び副委員長は、委員会において互選する。

3 委員長及び副委員長の任期は、委員の任期による。

(委員長及び副委員長がともにないときの互選)

第7条 委員長及び副委員長がともにないときは、議長が委員会の招集日時及び場所を定めて、委員長の互選を行わせる。

2 前項の互選に関する職務は、年長の委員が行う。

(委員長の議事整理及び秩序保持権)

第8条 委員長は、委員会の議事を整理し秩序を保持する。

(委員長の職務代行)

第9条 委員長に事故があるとき又は欠けたときは、副委員長が委員長の職務を行う。

2 委員長及び副委員長ともに事故があるときは、年長の委員が委員長の職務を行う。

(委員長及び副委員長の辞任)

第10条 委員長及び副委員長が辞任しようとするときは、委員会の許可を得なければならない。

(議会運営委員及び特別委員の辞任)

第11条 議会運営委員及び特別委員が辞任しようとするときは、議会の許可を得なければならない。ただし、閉会中においては、議長が許可することができる。

第2章 会議及び規律

(招集)

第12条 委員会は、委員長が招集する。

2 委員の定数の半数以上の者から審査又は調査すべき事件を示して招集の請求があったときは、委員長は、委員会を招集しなければならない。

(定足数)

第13条 委員会は、委員の定数の半数以上の委員が出席しなければ会議を開くことができない。ただし、第15条《委員長及び委員の除斥》の規定による除斥のため半数に達しないときは、この限りでない。

(表決)

第14条 委員会の議事は、出席委員の過半数で決し、可否同数のときは、委員長の決するところによる。

2 前項の場合においては、委員長は、委員として議決に加わることができない。

(委員長及び委員の除斥)

第15条 委員長及び委員は、自己若しくは父母、祖父母、配偶者、子、孫若しくは兄弟姉妹の一身上に関する事件又は自己若しくはこれらの者の従事する業務に直接の利害関係のある事件については、その議事に参与することができない。ただし、委員会の同意があったときは、会議に出席し、発言することができる。

(傍聴の取扱)

第16条 委員会は、議員のほか、委員長の許可を得た者が傍聴することができる。

2 委員長は、必要があると認めるときは、傍聴人の退場を命ずることができる。

(秘密会)

第17条 委員会は、その議決で秘密会とすることができる。

2 前項の議決には、討論を用いない。

(出席説明の要求)

第18条 委員会は、審査又は調査のため、町長、教育委員会の教育長、選挙管理委員会の委員長、公平委員会の委員長、農業委員会の会長及び監査委員その他法律に基づく委員会の代表者又は委員並びにその委任又は嘱託を受けた者に対し、説明のため出席を求めようとするときは、議長を経てしなければならない。

(秩序保持に関する措置)

第19条 委員会において地方自治法(昭和22年法律第67号)、会議規則又はこの条例に違反し、その他委員会の秩序を乱す委員があるときは、委員長は、これを制止し、又は発言を取り消させることができる。

2 委員が前項の規定による命令に従わないときは、委員長は、当日の委員会が終わるまで発言を禁止し、又は退場させることができる。

3 委員長は、委員会が騒然として整理することが困難であると認めるときは、委員会を閉じ、又は中止することができる。

第3章 公聴会

(公聴会開催の手続)

第20条 委員会が公聴会を開こうとするときは、議長の承認を得なければならない。

2 議長は、前項の承認をしたときは、その日時、場所及び意見を聴こうとする案件その他必要な事項を公示する。

(意見を述べようとする者の申出)

第21条 公聴会に出席して意見を述べようとする者は、文書であらかじめその理由及び案件に対する賛否を、その委員会に申し出なければならない。

(公述人の決定)

第22条 公聴会において意見を聴こうとする利害関係者及び学識経験者等(以下「公述人」という。)は、前条の規定によりあらかじめ申し出た者及びその他の者の中から、委員会において定め、議長を経て本人にその旨を通知する。

2 あらかじめ申し出た者の中に、その案件に対して、賛成者及び反対者があるときは、一方に偏らないように公述人を選ばなければならない。

(公述人の発言)

第23条 公述人が発言しようとするときは、委員長の許可を得なければならない。

2 前項の発言は、その意見を聴こうとする案件の範囲を超えてはならない。

3 公述人の発言がその範囲を超え、又は公述人に不穏当な言動があるときは、委員長は、発言を制止し、又は退席させることができる。

(委員と公述人の質疑)

第24条 委員は、公述人に対して質疑をすることができる。

2 公述人は、委員に対して質疑をすることができない。

(代理人又は文書による意見の陳述)

第25条 公述人は、代理人に意見を述べさせ、又は文書で意見を提示することができない。ただし、委員会が特に許可した場合は、この限りでない。

第4章 参考人

(参考人)

第26条 委員会が、参考人の出席を求めるには、議長を経なければならない。

2 前項の場合において、議長は、参考人にその日時、場所及び意見を聴こうとする案件その他必要な事項を通知しなければならない。

3 参考人については、第23条《公述人の発言》、第24条《委員と公述人の質疑》及び前条《代理人又は文書による意見の陳述》の規定を準用する。

第5章 記録

(記録)

第27条 委員長は、職員をして会議の概要、出席委員の氏名等必要な事項を記載した記録を作成させ、これに署名又は押印しなければならない。

2 前項の記録は、議長が保管する。

第6章 補則

(会議規則との関係)

第28条 この条例に定めるもののほか、委員会に関しては、会議規則の定めるところによる。

1 この条例は、公布の日から施行する。

2 久御山町議会常任委員会及び特別委員会条例(久御山町条例第2号)は廃止する。

3 この条例施行の際現に実施されている委員会はこの条例により設置されたものとしそれぞれの委員会の委員長、副委員長及び委員は、この条例の規定によりそれぞれの委員長、副委員長及び委員に互選若しくは指名されたものとする。

(昭和46年条例第9号)

この条例は、公布の日から施行し、昭和46年5月1日から適用する。

(昭和49年条例第13号)

この条例は、公布の日から施行し、昭和49年4月1日から適用する。

(昭和49年条例第27号)

この条例は、昭和49年7月1日から施行する。

(昭和54年条例第7号)

この条例は、昭和54年4月30日から施行する。

(昭和58年条例第18号)

この条例は、昭和58年4月1日から施行する。

(昭和58年条例第30号)

この条例は、昭和59年1月1日から施行する。

(昭和61年条例第3号)

この条例は、昭和61年2月1日から施行する。

(昭和62年条例第2号)

この条例は、昭和62年4月1日から施行する。

(平成元年条例第14号)

この条例は、平成元年4月1日から施行する。

(平成4年条例第20号)

この条例は、平成4年9月29日から施行する。

(平成7年条例第15号)

この条例は、公布の日から施行する。

(平成9年条例第7号)

この条例は、公布の日から施行する。

(平成11年条例第17号)

この条例は、公布の日から施行する。

(平成12年条例第1号)

この条例は、平成12年4月1日から施行する。

(平成14年条例第13号)

この条例は、平成14年4月1日から施行する。

(平成18年条例第22号)

この条例は、公布の日から施行する。

(平成23年条例第2号)

この条例は、平成23年4月30日から施行する。

(平成24年条例第22号)

この条例は、地方自治法の一部を改正する法律(平成24年法律第72号)附則第1条ただし書に規定する政令で定める日から施行する。

(平成25年条例第4号)

この条例は、平成25年4月1日から施行する。

(平成27年条例第13号)

(施行期日)

1 この条例は、平成27年4月1日から施行する。ただし、改正後の久御山町議会委員会条例第2条の規定は、この条例の施行の日以後初めてその期日を告示される一般選挙後において、初めて招集される議会の招集の日から施行する。

(経過措置)

2 この条例の施行の際現に地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律(平成26年法律第76号)附則第2条第1項の規定により教育長がなお従前の例により在職する場合においては、改正後の久御山町議会委員会条例第18条の規定は適用せず、改正前の久御山町議会委員会条例第18条の規定は、なおその効力を有する。

(令和3年条例第3号)

この条例は、令和3年に初めて招集される議会において、久御山町議会委員会条例第5条第2項の規定により、委員を選任する日から施行する。

(令和4年条例第2号)

(施行期日)

1 この条例は、令和4年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 この条例の施行の際現に改正前の久御山町議会委員会条例(以下「旧条例」という。)第5条第2項の規定により旧条例第2条に規定する総務事業常任委員会の委員(以下「旧委員」という。)に選任され、並びに旧条例第6条第2項の規定により委員長及び副委員長に互選されている者は、それぞれ改正後の久御山町議会委員会条例(以下「新条例」という。)第5条第2項の規定により新条例第2条に規定する総務事業常任委員会の委員(以下「新委員」という。)に選任され、並びに新条例第6条第2項の規定により委員長及び副委員長に互選されている者とみなす。

3 前項の場合において、新委員の任期は、旧条例の規定に基づく委員長、副委員長及び委員のそれぞれの残任期間とする。

4 この条例の施行の際現に旧条例第2条に規定する総務事業常任委員会において審査又は調査を継続している事件については、新条例第2条の規定により当該事件を所管する総務事業常任委員会に付議された事件とみなす。

久御山町議会委員会条例

昭和43年7月19日 条例第17号

(令和4年4月1日施行)

体系情報
第2編
沿革情報
昭和43年7月19日 条例第17号
昭和46年3月18日 条例第9号
昭和49年4月5日 条例第13号
昭和49年7月1日 条例第27号
昭和54年3月31日 条例第7号
昭和58年3月31日 条例第18号
昭和58年12月26日 条例第30号
昭和61年2月1日 条例第3号
昭和62年2月7日 条例第2号
平成元年3月31日 条例第14号
平成4年9月29日 条例第20号
平成7年5月19日 条例第15号
平成9年5月14日 条例第7号
平成11年5月17日 条例第17号
平成12年3月7日 条例第1号
平成14年3月29日 条例第13号
平成18年12月20日 条例第22号
平成23年3月4日 条例第2号
平成24年12月28日 条例第22号
平成25年3月29日 条例第4号
平成27年3月27日 条例第13号
令和3年3月4日 条例第3号
令和4年3月29日 条例第2号