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野神の神事

[2010年3月26日]

 野神(のがみ)の神事は、6月5日の午前零時におこなわれます。灯かりを消した暗闇の中で、音を立てず、声も出してはいけないという神事で、暗闇の奇祭と呼ばれています。
 野神は、佐古の若宮八幡宮の西側、30坪ほどの境内に古い石塔を集めて祀られています。
 神前に供えられる神饌(しんせん)は野趣に富んだもので、真菰(まこも)で巻いた37本のちまき、淡竹(はちく)の竹の子3本、へくそづる、塩、洗い米、味噌、干かます、桑の箸です。ちまきは、直径約10センチ、長さ約70センチの大型のもので、真菰の香りが匂う風雅なものです。
 5日午前零時、宮司を先頭に宮総代たちが供物をささげて野神に社参します。街灯などは覆って暗くし、宮司は声を出さずに祝詞を奏上します。柏手も音を立ててはいけないので、両手が合うところで止められます。
 暗闇の中でおこなわれる神事は30分ほどで終わり、参列者はちまきだけを荷って引き揚げます。このちまきは、佐古自治会全戸の数に切って、夜明けまでに各戸の入口に置かれます。この場合も、声は出せず、人に出会っても挨拶を交わすことはできないしきたりになっています。
 全国的にもめずらしいとされる素朴な神事は、地元の人々の情熱によって続けられています。

 

野神に供える特大ちまきづくりの写真

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